ハルシンのユーモアワールド

ペンギンのぬいぐるみとの会話を楽しむコメディーブログ

ピアサポート資料より

1章:病気になって困ったこと
 私は、平成26年6月にうつ病と診断されましたが、その頃から、それまで当たり前にできていたことができなくなっていきました。
 毎日入浴ができなくなった、本を読もうと思っても1行読んだら前の行の内容を忘れてしまう、テレビを観ると疲れるようになって面白いと感じなくなった、外出するのに気合いが必要で通院だけでも精一杯、とにかく動きたくなくてずっと寝ていたい、そのような集中力もなんの気力もない日々を数ヶ月間過ごしていました。
 そのような状態のとき、父親から、ずっと家にいるならスマホも車も解約しなさいと言われたのをきっかけに、以前のように無理することができなくなった自分を責めるようになり始め、自分自身の生きている価値を見失い、オーバードーズといって大量服薬を何度も繰り返して入院したり、解離症状(記憶喪失のようなもの)が起きているときに、副業詐欺に騙されていたり、いつのまにか服薬やスマホの自己管理までもできなくなっていきました。
 最近は少し回復していますが、未だに活字を読むのに苦労したり、ゲームの課金依存症で(キャラクターのレベルアップなどに投資して)困っています。

2章:配慮が必要なこと
 うつ病になってから常日頃思うことは、無理ができなくなったということです。
 元々私は頑張りすぎる性格なのですが、今では頑張りすぎるとオーバーヒートしてしまって、動きたくても動けなくなる日が数日続くことがあります。
 その為、今はペース配分の配慮を必要としています。
 また、当たり前にできていたことが、病気によってできなくなったことはとても苦痛なことなので、わがままで過ごしているわけでもなく、怠けたくて怠けているわけでもない、そういう病気なんだと知ってほしいと思っています。
 さらに私は、自分の毎日の体調をギャンブルのようなものだと感じています。
 今日は調子が良くても、明日も体調が良いという自信は正直今でも全くありません。
 その為、ドタキャンすることがあっても、どうか責めないでほしいと思っています。

3章:今利用していて助かっているサポート
 私は、自立支援医療障害者手帳障害年金などの経済的サポートにより、今もうつ病治療に専念することができています。
 また、訪問看護デイケアなどの精神的サポートにより、心の安定が長く続くようになりました。
 現在通所している就労継続支援B型事業所では、就労訓練だけではなく、コミュニケーションを学ぶ為のSST、依存症改善の為のSMARRP、レクリエーションにも積極的に参加しています。
 無理ができなくなった分、「強くなるより賢くなれ」という言葉を励みに、どうすれば生きやすくなるだろうかと考えられる場所があることに、とても感謝しています。

4章:病気になって見えた世界
 私自身、精神障害の理解がなかったので、初診当初はうつ病と診断されたことを家族に打ち明けることができませんでした。
 初診から数週間後、家族に誤魔化すことが難しくなって、ようやく母親に打ち明けたところ、母の姉である伯母が統合失調症だということを初めて知り、母親や母方の祖母は私のうつ病を受け入れてくれました。
 そして私も、通院先のデイケアにて、いろんな精神障害の人達と交流して障害受容ができるようになってからは、笑って過ごせる日が増えました。
 今では母親の協力もあって、父親もうつ病を受け入れてくれているようです。

※同じ病気でも症状には個人差があるので、必要なサポートも人それぞれですが、私の病例がお役に立てれば幸いです。

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